10年ほど前から使っているラッセルホブスのポップアップトースターはコゲもせず外はカリッと焼け、おまけに未だ故障もしていない優れものです。でも「パンにとろけるチーズをのせて食べたい!」という息子の願いを叶えるべく、オーブントースター Aladdin AET-GS13B/W を購入しました。
今回は Balmuda を始めとする2万円超えの高級オーブントースターや、同時トースト数4枚の大型トースターはハナから対象外としたせいか、私にしてはそれほど悩みませんでした。同レベルではシロカの「すばやき おまかせ」があります。どちらも「短時間で焼き上げるから水分を閉じ込めたまま焼くことができる」というのがウリの製品です。私は価格の安さとデザインで Aladding を選びました。
(使い勝手で言えば、ボタン一つでトーストが焼けるシロカの方に軍配が上がるかも)
ちなみに今まで使っていたのはこれと同じモデルです。(10年前とデザインはほとんど変わってないです「
まだ使えるので捨てずに棚に入れてあります。(汚れとヘコみがあるため中古として売ることも人にあげることもできず…)
デザイン
正面デザインは独特でレトロな雰囲気。他の家具とのバランスを考えて私は白を選びました。
上面は湾曲しています。物が置けなくて不便だな…と一瞬思いましたが、うっかり物を置いたまま使ってしまう心配が少ないので、これはこれで良いのかもしれません。
扉側面に見える小さな点はゴミではなく、もともとついている小さな窪みです。
片方の側面にはメニューごとの目安温度、時間がプリントされています。
左右背面全てシンプルなデザインです。
箱もどことなく素敵です。
おまけの裏面です。
付属品・サイズ感
箱の中には本体以外に、網、受皿、説明書、カタログ、パンの形をしたカタログ的な物が入っていました。
焼き網は中心部分が少し目が細かくなっています。
受皿は凸凹がついています。
カタログには、ストーブなど Aladding の他の製品が掲載されています。最近流行のブランドイメージを伝えるような作りになっています。
パンの形をしたカタログ的な物は見開きになっていて、開くと他社との差別化ポイント(グラファイトヒーターなど)が記載されています。おそらく家電量販店などに置く販促ツールと思われます。購入前に下調べをしない人にとっては「へーそーなんだ」的な情報で、私のように下調べをする人にとっては既知の情報ばかりです。
表面にはトーストを焼く際の目安温度、時間が記載されています。
各種サイズは以下です。
【本体】幅:35cm 高さ:23.5cm 奥行き:29.5cm
【フットプリント】幅:34.5cm 奥行き:23cm
【網】幅:29.0cm 奥行き:20.5cm
【トレー(外寸)】幅:27.5cm 奥行き:21.0cm
【トレー(内寸)】幅:26.0cm 奥行き:19.0cm
内部など
正面下部に小さく「パンくずトレイ」と書いてあります。
トレイを引き出すとこんな感じ。
扉を開けるとこんな感じ。(付属品の焼き網は乗せてあります)
焼き網はいったん持ち上がるような複雑な動きはせず、水平に飛び出します。
(見にくいですが)上に見えるガラスの棒ようなものが0.2 秒で発熱すると言われるグラファイトヒーターです。
焼き網を外すとこんな感じ。下側の石英菅ヒーターが見えます。
使用感
これがグラファイトヒーターの実力なのか。タイマーをひねった直後に庫内が優しい光に包まれ、一気に熱くなります。
内部が少し曇ります。
書いてある通りの時間でパンを2枚焼いたところ、いい感じの焼き色になりました。当然裏面は網目が付きます。
見た目だけではなく味も良しです。まさに外カリ中モチ。美味いです。
前のポップアップトースターもそれなりに美味しく焼けていたので「感動的に美味い」とまではいきませんが、ポップアップトースターよりも、内部の水分が多く残っている感じがあって中モチ感は強いです。
息子の念願のチーズトーストも上手に焼けました!
今まではオーブンレンジで恐ろしい時間をかけて焼いていたグラタンも、余熱なしで10分ほどで美味しく焼き上がります。
この正月はお餅を焼くことも出来ました。いや〜オーブントースターいいですね〜。今のところ大満足の一品です。